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真夏に、あえて“温める焼酎”を学ぶ。
球磨焼酎の名門・寿福酒造場に学ぶ、常圧蒸留の米焼酎と麦焼酎を、現場でどう提案するか。
「米焼酎、ありますよ」
「麦焼酎、ありますよ」
……その一言で終わらせるのは、正直もったいない!
今回のテーマは、真夏に、あえて【温める焼酎】
外は暑い!
でも店内は冷房で少し冷えている…
冷たいお酒が続くと、途中で少し疲れてくる…
そんな夏の夜に、ふっと出せる
お湯割り、直燗、燗ロック!
これを提案できる飲食店は、ちょっと強いです。
今回の三軒酎屋プロセミナーでは、熊本県人吉市の寿福酒造場を題材に、「GI球磨の価値」「常圧蒸留の魅力」「温めることで開く焼酎のポテンシャル」を、現場で使える言葉に変えていきます。
1|球磨焼酎は、ただの米焼酎じゃない
球磨焼酎は、国税庁長官によって指定された酒類の地理的表示、GI「球磨」として守られている地域ブランドです。
球磨焼酎を名乗るためには、国内産米、国内産米こうじ、人吉球磨地域の水を使い、発酵・蒸留・貯蔵・容器詰めまでを同地域内で行う必要があります。
つまり球磨焼酎は、「なんとなく熊本の米焼酎」ではありません。
土地、水、米、造り、時間。
そのすべてが結びついて、初めて名乗れる焼酎です。
詳しくはセミナーで…
2|寿福酒造場は“常圧一筋”の蔵である
寿福酒造場は、1890年、明治23年創業。
熊本県人吉市で、長く球磨焼酎を造り続けてきた蔵です。
最大の特徴は、常圧蒸留一筋であること!
飲みやすさや軽やかさを求めて減圧蒸留を取り入れる蔵が増える中、寿福酒造場は、常圧蒸留の味わいを守り続けてきました。
麹蓋を使った手造り麹。
全工程に手をかける少量生産。
そして、最低2年以上の貯蔵。
寿福酒造場の焼酎は、単に「強い焼酎」ではありません。
強さを、時間でやわらかく整えた焼酎です。
温めると、米の甘みがふわっと開く。
麦の香ばしさが立ち上がる。
余韻が静かに残る。
その変化をどう伝えるか。
ここが、今回の大きな学びどころです。
3|四代目・絹子氏から、五代目・良太氏へ
寿福酒造場を語る上で欠かせないのが、四代目杜氏・寿福絹子氏の存在です!
男性中心だった酒造りの世界で、常圧一筋に蔵を守り抜いた、球磨焼酎でただ一人の女性杜氏として知られる存在。
大事なのは、単に「女性杜氏だった」ということではありません。
時代が変わり、軽い焼酎が求められていく中で、それでも常圧蒸留を守り続けたこと…
現在は、五代目杜氏・吉松良太氏が中心となり、母・絹子氏が守り抜いた常圧の技と魂を、次の時代へつないでいます。
スペックだけでは、心は動きません。
でも、誰が何を守り、何を次へ渡そうとしているのか!
そこまで伝わると、一杯の意味が変わります…
4|真夏に“温める焼酎”を学ぶ意味
今回の開催日は、7/14です
普通に考えれば、ソーダ割り。
キンキンに冷えたロック。
もちろん、それも最高です。
でも、飲食店のプロが学ぶなら、そこで終わらせたくない…
夏こそ、あえて温める焼酎を知っておきたい!
なぜなら、夏の店内には「冷え」があるからです。
外は暑い…
でも、店内は冷房が効いている。
冷たい料理、冷たいお酒が続く。
特に女性のお客様の中には、途中で「少し温かいものがほしい」と感じる方もいます。
そのときに、「よかったら、米の甘みがふわっと出るお湯割りにしてみませんか?」と言えるかどうか…
焼酎を温めることは、古い飲み方ではありません!
むしろ今の時代には、体感に寄り添う提案です。
真夏に、温める焼酎を学ぶ。
一見、変態ですが、その変態性こそ、プロの提案力です!笑
5|このセミナーで、明日から変わること
知識が増えることがゴールではありません!
売り方が変わることがゴールです‼︎
・ペアリング提案の解像度が上がる
米焼酎を、ただ「すっきり」と言わない。
麦焼酎を、ただ「香ばしい」と言わない。
米の甘み、常圧由来の厚み、熟成によるやわらかさ、温度で変わる香りの立ち方…
そこまで言語化できると、料理との合わせ方が変わります!
出汁、焼き魚、煮物、味噌、醤油、焼き目のあるつまみ…
寿福酒造場の焼酎は、食中だけでなく、夜の後半に出す一杯としても提案しやすい焼酎です。
・単価アップの“根拠”が手に入る
「米焼酎のお湯割りです」だけでは、価格に理由が乗りません!
でも、「GI球磨の米焼酎です」「常圧蒸留一筋の蔵です」「最低2年以上、貯蔵されています」「温めると、米の香りと甘みが開きます」と言えると、同じ一杯でも価値の伝わり方が変わります…
高く売るためではありません!
価値を、きちんと届けるためです。
【テイスティングラインナップ】
「武者返し」
寿福酒造場を代表する、常圧蒸留の球磨焼酎。
地元熊本産の米を原料にした一本で、魅力はなんといっても、炊きたてのご飯のような、ふくよかで甘い香り。
お湯割りにすると、米の香りがふわっと開き、直燗にすると、旨味の輪郭がやさしく立ち上がる。
熱燗ロックにすると、温度変化で味わいがゆっくり変わっていく…
「米焼酎って、こんなに表情が変わるんですね」そう言ってもらえる可能性がある一本です。
出汁系の料理、焼き魚、煮物、醤油や味噌を使った料理との相性も探りたいところ。
夏場なら、冷房の効いた店内で、
「最後に少し温かい一杯を」という提案にも使いやすい銘柄です。
「寿福絹子」
四代目杜氏・寿福絹子氏の名を冠した、蔵元の誇りを感じる麦焼酎。
原材料は、麦、麦麹。
白麹仕込み、アルコール分25度。
栓を開けると、麦焼酎とは思えないほどの香ばしさ。
少し焦がしたチョコレートのようなニュアンスもあり、一般的な「軽い麦焼酎」とは違う表情を持っています。
常圧蒸留ならではの素材感。
最低2年以上の貯蔵熟成による、やわらかな旨味。
後を引く、少しクセになる味わい。
ロックもいい。
でも、お湯割りにすると香ばしさと旨味が立ち上がり、この焼酎の輪郭がより見えやすくなります。
真夏に、麦焼酎のお湯割り。
一瞬、変態です。
でも、冷房の効いた店内で香ばしい温かい一杯を出されたら、「この店、わかってるな」と思われる可能性があります。
6|セミナー内容予定
・球磨焼酎とは何か?
・ GI「球磨」の価値と、飲食店での伝え方
・ 常圧蒸留と減圧蒸留の違い
・寿福酒造場が「常圧一筋」を貫く理由
・四代目・寿福絹子氏から五代目・吉松良太氏へ受け継がれる物語
・ 「武者返し」の温度帯別提案
・麦焼酎「寿福絹子」の提案方法
・真夏に“温める焼酎”をどう売るか?
・冷房冷え、夜の後半、締めの一杯としての焼酎提案
・お湯割り、直燗、熱燗ロックの現場活用etc.
最後に
今回のセミナーは、単なる商品勉強会ではありません。
テーマは、夏の焼酎提案を、冷たい一杯だけで終わらせないこと。
ソーダ割りも、ロックも、もちろん大事です。
でも、焼酎には温度で開く魅力があります。
特に寿福酒造場のように、常圧蒸留一筋で、手をかけ、時間をかけて味わいを育ててきた蔵の焼酎は、温めることで米や麦の香り、旨味、余韻がぐっと前に出てきます。
真夏に、温める焼酎を学ぶ。
ちょっと変態です。
でも、その変態性こそ、プロの提案力です。
横並びの「米ロ」「麦ソ」から一歩抜け出して、お客様の体感、気分、料理、時間帯に合わせて焼酎を提案する。
そのための言葉と感覚を、寿福酒造場編で一緒にインストールしていきましょう。
【セミナー開催概要】
• 日時:2026年7月14日(火) 13:00〜15:00
• 会場:鉄砲屋 五臓六腑(東京都世田谷区太子堂2-23-2 ラフィン2 2F)
• 会費:1,200円
ご来場にあたって
• 本セミナーは飲食店スタッフを対象としています。
• アルコールを含むため、必ず公共交通機関をご利用ください。
• 会場には12:40よりご入場いただけます。余裕を持ってお越しください。
• 個人都合によるキャンセルは返金できません。
お問い合わせ
三軒酎屋事務局(担当:中島)
[email protected]
03-3419-7878
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